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Windows10で外付けHDDの接続が切れる

   

win10のPCを新調し、旧PC(win7)で使っていた外付けHDDをそのまま流用したところ、使用中にいきなり接続が切れた。
何が原因かググると、電源設定がヒットする。
そういえばまだその項目は変更していなかったと思いつつも、書き込みの途中で接続を切るなどという無茶苦茶な真似をOSがしてくるのかと。
一定時間アクセスがなかったら自動でスリープするかどうかがこの設定で、私の症状は別問題のような気がしないでもないが、一応一通り自動切断設定を解除した。
そして、挿すUSBポートとUSBケーブルも変えてみた。
しかし、案の定、再発。
ここで言う接続が切れるとは、デバイスが見つからない的な通知が表示され、エクスプローラーからは外付けHDDが見えなくなり、デバイスマネージャーでは、不明なデバイスとして認識された状態になることである。
HDDのランプは点灯。点滅ではないことから、HDD側からすると、繋がってはいるがアクセスはされていない状態ということだろうか。
旧PCでは一度もこんなことはなかったので、新PCの問題だとして、Windows10のせいなのか、ドライバが悪いのか。
USB接続のマウスとキーボードは普通に動いてるので、USB全体の問題ではないような気はするが。

問題切り分けのために、ひとまず別の外付けHDDをもう一つ接続し、もし次に切断されるとしたら、両方同時に切断されるのか、当該のHDDだけなのか試してみよう。
そう思い、予備を繋いだところで、ふと疑問が過ぎる。
この使用中のHDD、最後にデフラグしたのはいつだっけ?
容量3T(実質2.7T)の内、1.1Tは空けているので、余裕だろうと、もう1年以上やってないような気が。
win10の標準ツールで分析すると、断片化率50%。
低くはないが、特別高くもないような。
defragglerで見ても50%。
だがしかし、ultradefragでは驚異の98%越え。
これはよろしくない。
今回の件とは無関係でも、すぐに対処しなければ。
15時間かけてデフラグ完了。
その後は同様に使用するも、接続が切れることはなくなった。
どうやらPC移行とのタイミングが重なってしまったせいで、紛らわしかったが、これが原因だったようだ。
これで解決。よかったよかった。
そう思ったのも束の間、3日後にまた接続が切れた。

デフラグは関係なかったらしいので、改めて検証。
普段使っているHDDの他に、もう一つ外付けを追加。こちらはただ繋げているだけで、読み込みも書き込みもしていない。
この状態で、切断が起きた時どうなるのか。
結果は、使用中のHDDのみ、不明なデバイスに。
追加した方はそのまま認識されている。
ということは、USB接続全体の問題ではなく、個別のHDDの問題なのか。

続いて、何をしているときに切断が発生するのか。
今までに切断したタイミングは、すべてHDDに書き込み中。
ただ繋げているだけで使わなければ、あるいは読み込みしかしていなければ、切断されないのだろうか。
しかし、デフラグ中は切断しなかった。
これは書き込みと同じような動きのはずだが。
ならば、書き込みをするソフトウェアによって切断が起こるかどうか変わるのか。
常駐で外付けHDDに書き込みをしているソフトが2つあるので、片方ずつ起動して検証。
どちらでも切断が起こる。
特定のアプリケーションが原因でもなさそう。

切断のトリガーは分かりそうにないので(イベントビュアーにもそれらしき記録が見当たらない。2回目と3回目の切断がどちらも同じ時刻に起こったのは気になるが、偶然かそうじゃないのかの判断はつかず)、HDDそのものを疑ってみる。
6時間かけてエラーチェック。
異常なし。
その間は切断起こらず。

ここまでやって問題の切り分けが進んでいない。
仕方ないので、出費は痛いが、新しいHDDを買ってみよう。
WDの赤(3TB)と、センチュリーの外付けケースを購入。
同じようにUSB接続で使用して、問題が再発すれば、今度はSATAで繋げて試してみよう。
新HDDをフォーマットし、旧HDDからデータを移して、同じように使ってみて、さあどうだ?

それから2週間、新HDDになってから一度も切断は起こらず。
これは旧HDDの問題だったのか?
そして、ここまで書いていなかったが、デフラグ後、解決したと思った際に、バックアップ用に以前Windows7で使っていた内蔵ドライブを増設した。
そのHDDに対して、新外付けHDDに変えた翌日に「再起動してドライブエラーを修復」という通知が発生(その時は読み込みも書き込みもしていない状態)。
ただし、普通にエクスプローラーからはアクセスできる。
言われた通りに再起動してエラー修復したら、その後は特に異常は起こっていない。
旧外付けHDDでも同じことが起こるのか、実験的に1週間ほど繋げたままにしてみたが(使用せず待機状態)、何もエラーは起こらない。
書き込まなければ大丈夫なのか、タイミングが合わないだけなのか、外付けと内蔵では違うのか、本当は切断されるまでこのままにしておきたいが、使わないHDDを繋げておくのは邪魔だし、無駄に寿命が減るので、ここまでにしておく。

以上の結果より、まとめと考察。
ネット上に、Windows7で使っていたHDDをWindows10にそのまま繋げたら中身が消えるとかの問題が起こるといった書き込みが散見されるが、そういう系の不具合のような気がする。
旧外付けHDDをWindows10でフォーマットしたら、切断が起こらなくなるのか検証するべきなのだろうが、データ退避がめんどくさいのでやらない。
多分、悪いはWindows10。
Windows7の時、暫く外付けHDDにアクセスがなかった時に生じていた音が、Windows10ではアクセス中にも頻繁に鳴るのが、PC移行直後から気にはなっていた。
これが今回の件と関係あるかは不明だが、おそらく、HDDのスリープ設定は反映されていない。
内蔵HDDは約10秒空けてアクセスすると、そのたびにロードサイクル回数が増えるし、ラグが生じるので、毎回スリープしているのだろう。
HDD側のファームウェアのせいという可能性もあるが、そこまで調べる気は起きない。
とにかく、Windows7で問題なく使えていた2つのHDDが、Windows10でおかしな動きをするのだから、OSに原因があると推測する。
サポート終了まで1年を切っているので、今後10に移行して同様のエラーに悩まされる人が増えると思うので、この記事が何かしら参考になれば幸いである。

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