【驚愕】東大生の３割が立憲民主に投票
リビングで暇つぶしに東大新聞を読んでたら、東大生の比例投票先が立憲民主約３割だと。
３０％も阿呆がいることに驚きつつも、調査結果が面白かったので考察してみる。
同じ記事がオンラインでも読めるので、先にそっちを見てくれ。
考察
投票率
東大生の投票率は約７５％と全国民の約５４％に比べてだいぶ高い。
住民票の問題で投票が面倒くさい地方出身の学生が多く混ざっているにも拘わらずこの数字なのだから大したものだ。
まあ、一定以上の知性を有する人間は政治に興味を持って然るべきなので、当たり前と言えばそうなのだが。
逆に、残りの２５％の考えはどういうものなのだろう。
優秀な理系の学生が
「暮らしを良くするのは政治ではなく科学技術。だから自分は選挙には行かない」
といったような強い信念から投票を棄権しているのであれば…いや、それはないか。
行くのが億劫だっただけだろう。
投票先
自民が５割を多いと見るか少ないと見るか。
論理的に詰めたら消去法で自民しかなくなるので、本当は８割くらい超えてもらわないと困るが。
何故立憲民主に３割も入れるのか。
構内で中核派に気をつけろというビラが配られたりしているのだから、少し調べれば革マル派枝野の立憲民主に入れていけない事くらい分かるだろうに。
希望の党が駄目だという事は見抜けて、どうして立憲民主に騙される？
ニコ動やまとめブログを見てる若い層はそこらへんは知っているので、勉強は大事といえど、勉強しかしないのも考えものだ。
それと、図が小さすぎて見えないが、日ころに何％入ったのかも気になる所。
期待する政策
一番面白かったのはここ。
分かりやすいように、全国版（静岡新聞のデータ。検索したらこれしか出てこなかった）と並べてみる。
見ての通り、東大生は経済政策や社会保障には興味が薄い。
国がどうにかしてくれなくても、自分で金を稼ぐ能力があるから構わないということだろう。
一方で外交や安全保障には関心が高い。
本来、国民の政治意識とはこうあるべきだ。
個人の努力で解決できる事（保育園に入れないとか、賃金が低いとか）までは政治家に押しつけない。
個人じゃどうにもできない国防等を最も重要視しないといけない。
東大生はそこらへんをちゃんと分かっているようだ。
まとめ
頭が残念な東大生も少なくないが、日本で最も優秀な大学だけあって、全国民と比べるとそれなりにまともな調査結果となる。
やはり「政治の質は国民の質」という言葉は正しそうだ。
国公立大学全体で同じ調査をしたら、どのような結果になるのか大変興味深いが、恐ろしく手間が掛かるので多分誰もやらないだろうな。
逆にＦラン限定も見てみたい。
下に行けば行くほどリベラル傾向（共産主義）が強くなるのか。