クリスタルジグソーパズルの口コミ
用途は祖母のボケ防止用なので、その視点からの評価です。
クリスタルジグソーパズルを出しているメーカーは(私の知る限り)ビバリーとエンスカイしかありません。
なので二社の製品をそれぞれ買って使ってみた感想を書きます。
そもそも何で紙製ではなくプラスチック製のクリスタルジグソーパズルを買うのかと言うと、80過ぎの祖母は目も頭も指先も悪いからです。
その祖母がジグソーパズルをやると、それが正しいピースかどうかを、実際に嵌めようとしてみて嵌まるかどうかでしか判断できません。
そうして間違えたピースを外す際に、隣のピースと引っ掛かると、紙製の場合、連鎖的に崩れてしまいます。
また、何度も嵌まるか試すので、紙製だとピースの凸部分が折れ曲がってきて層がバラバラになり、最終的に使えなくなってしまいます。
プラスチック製ならそのような心配はありません。
以上の理由から、私はクリスタルジグソーパズルを買っています。
それで、ビバリーとエンスカイの比較ですが、一言で表すなら、ビバリーの方が高級品です。
まず、ピースの厚みが全然違います。
エンスカイは値段が安い分、ピースがペラペラで、完成品を持ち上げようとすると自重で折れてしまいます。
ヒバリーは縁のピースだけ更に厚く加工されていますが、エンスカイは全部一緒です。
また、ビバリーには完成したパズルを立て掛ける用のパーツが付いていますが、エンスカイにはありません。
違いがこれだけだったら、私は毎回ヒバリーを買えばいいのですが、残念ながら致命的な欠点があるのです。
それは、ピース数が少ない事。
MAX165です。
いくら祖母にやらせるにしたって、簡単すぎます。
一方、エンスカイは最大1000ピース。
私的に、適切なピース数は300くらいだと思っているので、エンスカイを買うより仕方ありません。
あと、この違いは商品のコンセプトから来るものなので、本来文句をつけるべきではないのかもしれませんが、ヒバリーはピースの裏が白くなっているのに対して、エンスカイは後ろから光で照らして綺麗に見せられるように透明です。
透明だと、ピースによっては裏表がかなり紛らわしいです。
目の悪い祖母には判別できません。
こんな感じで、どちらのパズルも、老人にやらせる用としては一長一短です。
クリスタルジグソーパズルは本来インテリア商品なので、しょうがないのでしょうけど。